防草シートとは?

雑草の生育には、光・水・二酸化炭素が必要です。
防草シートはその1つである光を遮断する事で雑草の光合成を抑え、最終的に雑草を絶やしていきます。
また物理的強度により、雑草を抑えることもできます。
そのため除草剤や成長阻害剤などの薬剤を一切含む必要の無い、安全で安心な雑草対策の資材です。


防草性能、耐用年数に深く関わってくるのが防草シートの構造や材質です。

雑草といっても種類は様々。葉が柔らかく弱い雑草もあれば葉の先が鋭く強い雑草、1年で終わる雑草、数年にわたって生息する雑草もあります。
また長期間防草が必要な場所や、建設計画があり短期間防草でコストを抑えたい現場もあります。
その現場の状況に適した防草シートを選定することが重要です。

①構造

防草シートの構造は大きく2つに分類されます。

  • 織物の場合
  • 織密度によって発生量は多少変わりますが、葉の先が尖った雑草(チガヤやアシ、笹など)は織り目から突き抜けてきます。
  • 織物でない(不織布)
  • その密度によって葉先の尖った雑草の抑止効果に差がでます。不織布であっても密度が低く柔らかい防草シートは、葉先の尖った雑草は突き抜けてきます。

②遮光率

遮光率の低いシートは、防草シート下の雑草の光合成(雑草の生育)を止めることが出来ません。
一方遮光率の高い防草シートは光合成を抑止し、シート下の雑草を枯らして最終的に絶やすことが出来ます。

  • 遮光率が高いと光合成できず枯れる
  • 遮光率が低いと光合成ができ成長する

③材質

防草シートの材質はポリプロピレンやポリエチレン、ポリエステルが一般的ですがその材質によって耐用年数に違いが出てきます。
ポリエステルは、熱や紫外線劣化に強いですがコストが高めです。
ポリプロピレン、ポリエチレンはポリエステルと比較すると熱や紫外線に弱い特徴がありますがコストは安めです。
長期間の防草はポリエステル製がお勧めです。

では実際にどのタイプの防草シートを選べばいいのか?

ここまで防草シートの仕組みや効果などをご説明致しました。
それでは実際に防草シートを導入したい!となった場合に、どの防草シートを選べば良いのか迷われるお客様も多いと思います。
そんなお客様のために、当店で最もオススメする防草シート2種類を紹介しているページと、当店で扱っている防草シートが一覧になっている「防草シート早見表」をご用意しております。
下記画像をクリックしていただきますと、各ページにリンクされておりますので、ぜひご活用くださいませ。

トップページに戻る