ナックスS4000シリーズの敷き方
そもそもS4000シリーズとは?
厚さ4mm、質量4000g/m2の当店随一の重厚さを誇るアスファルト系シートです。
優れた防草性・耐久性を誇り、シート表面保護砂により景観性の向上にも貢献出来ます。
施工材料
※その他備品
・巻き尺・ラインチョーク・鋏、カッター・鉄ハンマー・プラ容器・刷毛・ハンドバーナー・ゴム製ハンマー・移植ゴテ・ゴム手袋・消火器
・・・など
施工フロー
①測量、割り付け
◆敷設場所の測量をし、割り付けを行います。
※当シートは透水性がないため全面貼りは推奨しておりません。全面貼りを行う場合は排水処理を十分考慮して行ってください。
②施工箇所の除草・整地
◆雑草を刈り払い、浮き石などを取り除き平らにしてください。
◆状況に応じて、雑木の繁茂している所は根を取り除き平らに整形してください。
※雑木等の切り株が地上部より出ていると、防草シート敷設時に防草シートの上に乗った際、突き破る恐れがあります。
③シート裁断
◆割り付け計画に基づいてシートを裁断します。
④シート敷設(タテ敷きを標準とする)
◆シートを敷設し、L型アンカーピンを打設します。(標準敷設図参照)
※U型アンカーピンは使用不可とします。
◆シート同士のラップ部分は、マクレーン両面テープで接着します。
◆シート終端部については、接合部無し(全面砂タイプ)のシートを敷設します。
接合部有り。シートの場合は、(砂なし部)のみカットする、もしくは両面テープを貼り付けて砂をまぶす、のいずれかの方法にて敷設します。
◆裸地とシートの境界部はアンカーピン固定だけで不安な場合、穴を掘りシート端部を埋めてください。風によるシート捲れを防止します。
⑤ピン頭部の処理(景観性向上による処理)
◆マクレーン両面テープを10cm角にカットします。
◆ピンを覆うようにしてテープをはり、離形紙をはがします。
◆テープ表面に保護砂を15g程度まぶし軽く転圧します。
⑥下地清掃(コンクリート、アスファルト舗装へのラップ部)
◆舗装部とのラップ部は10cm以上とし、ラップ部をワイヤーブラシにて清掃します。
⑦プライマー塗布
◆舗装面にプライマーPR1を塗布し、乾燥(※)させます。
※乾燥時間目安:夏期20分以上、冬期40分以上
⑧シート貼付
◆舗装部とのラップはバーナー加熱法でシートを融着し、ゴムハンマーで転圧します。
※舗装が荒れている場合など必要に応じてアスファルト端部専用ピンを打設します。
(コンクリートの場合はコンクリート端部専用ピン)
⑨ガードレール支柱処理(※ガードレールや支柱などの構造物がある場合のみ)
◆防草ラバーコートを使用すると、支柱および構造物周辺からの雑草を抑制します。